指導者は選手よりも悩みが多い

自分はぶん殴られて強くなったのに、今はやっちゃダメなんですよー

分かります。ボクも部活で朝までメッタ打ちされたことあります。

「ぶん殴る」の代わりに何をすれば効果的な分からなくなるときがあります

大変な思いをされてますね。分かります。

殴っちゃダメだけど、褒めてもダメ

ボクの時代はとにかく殴り倒されて学びました。
殴られなかったとしても、かなり強く威圧されました。
心のなかに、威圧する側だけでなく、される側にも
「怒りのエネルギー」が充満していたから
反発力を生むことが出来ましたが
いまの選手たちは、その怒りのエネルギーを持っていません。
反発のエネルギーが無いところに
強いエネルギーをぶつけると
凹む、たわむ、変形するで、もとに戻りません。
今必要なのは「興味エネルギー」を生み出すこと。
自分自身が成長することに対する興味から生まれるエネルギー」です。
怒るのか、褒めるのか、という論議にはカビが生えてます。
その議論をする意味すらありません。
どうやって選手が自分自身を伸ばしていくのかを工夫する楽しみを伝えましょう。
「こんな工夫をしたら、楽に走れる」
「こんな工夫をしたら、正確に動ける」
「こんな工夫をしたら・・・」
そこに感動したり、工夫そのものに共感すれば
選手が持つ興味エネルギーが爆上がりします。